馬車の事故により記憶を失ってしまった貴族令嬢セレスティーヌは、 
婚約者であるレナートの顔さえも思い出せなくなっていた!? 
両親や侍女から聞く限り、彼は自分が恋焦がれ、 
心をつかむために尽力し、ようやく婚約を承諾してもらった相手だという。 
しかし、事故の見舞いに来たレナートの態度がどこかよそよそしく、 
頭の奥に鋭い痛みが走ったこともあって、 
衝動的に婚約破棄を提案するセレスティーヌ。 
しかし、想いを寄せていたようには思えなかった 
レナートには冷たく婚約解消を拒否されてしまい……。 
記憶喪失令嬢と無表情系令息の溺愛ラブストーリー!